
最近外出を控えているため、どうしても遠出して買い物などできなくなっています。馴染みのコーヒー豆屋さんに買いにも行けないし残念でなりません。
今では勉強も兼ねて近所のスーパーで取り扱うコーヒー豆を片っ端から試しています(いつか比較した記事も書きたい)。
今回は、まさかの場所で売っていたコーヒー豆がコスパ最高で意外に美味しかったため紹介します。
オススメのポイントやマタニティでも安心のカフェインレスコーヒーについても解説していきます。
無印良品の珈琲豆とは
ショップに足を運んでコーヒー豆のコーナーを見つけた時、正直驚きました。無印がまさか有機(オーガニック)栽培のコーヒー豆を販売しているなんて!
無印良品では、「過去3年以上殺虫剤や除草剤、化学肥料などを使用していない土壌で栽培していること」「豆の焙煎をはじめ加工段階においても添加物、加工補助剤などを使用していないこと」という2つの条件を満たした、人にも環境にもやさしいオーガニックコーヒーを取り扱っています。
コーヒー豆の産地はコロンビアとホンジュラスの山岳地帯。機械や農薬の持ち込みが難しい急峻な山岳地帯で育てられた有機アラビカ豆は、今もほとんどが人の手で収穫されています。これを日本国内で焙煎、ブレンド。味の好みや飲むシチュエーションにぴったりのコーヒーをお選びいただけます。
無印良品のサイトより引用
今時はなんでも売ってるのだなと思いつつ、手に取って買ってみました。
無印良品が扱う豆の卸元
ちなみに無印良品が扱っているコーヒー豆は無印が焙煎などをしているわけではありません。
コーヒー豆の焙煎は、各地域、各農家で取れる豆の特性を熟知し、それぞれの豆を活かした方法で焙煎に着手しなければなりません。
そのため、非常に綿密な技巧と経験が必要となるため、いきなり焼いて販売しようと言ってもなかなか難しいのです。
今回の無印良品のコーヒー豆はどこが焙煎などを行っているかというと、日本の誰もが知っている「ユーシーシー上島珈琲株式会社」通称UCCが製造していることがわかりました。
UCCは歴史ある珈琲焙煎商社
UCCは世界的に展開している珈琲企業で、神戸で発祥した伝統のある珈琲会社です。
いくつものカフェ展開、商業展開を行っており、全世界にコーヒー豆の買い付けに行ったりしています。そんな会社が豆の選定や焙煎しているので、美味しくない事はないなと思い買ってみました。
無印良品が扱うコーヒー豆の種類
珈琲豆は全部で4種類で、オリジナルブレンド、ダーク、ラテ用ブレンド、カフェインレスとあります。
今回はしっかりコクのある濃いのが飲みたかったのと、カフェインレスに興味があったので、ダークとカフェインレスを購入してみました。それぞれの感想をまとめました。
有機コーヒー豆【ダーク】
その名の通り、ダークローストのアラビカ種の焙煎豆です。
口当たりがよくコクがしっかりと感じられ、苦味もしっかり感じられつつも余韻を残して消えていく感じでした。
何よりおすすめなのは、200gで税込み490円という事。一般的なスーパーで売っているUCCやキーコーヒーの豆でも150〜300gで大体300〜500円くらいします。そしてそこまで美味しいと思えるほどのクオリティではありません。(あくまで個人の評価です)
コスパはかなり良いと思います。
有機コーヒー豆【カフェインレス】
こちらもしっかりめにローストされた焙煎豆で、おすすめのポイントはやはり「カフェインレス」である事でしょう。
僕は今まであまりカフェインレスに手を出してこなかったため、飲む機会も非常に少なかったのですが、それでも10年以上バリスタをしていると紹介などで飲んだりしました。結果として今までお世辞にも美味しいと思えるカフェインレスのコーヒーは飲んだことがありませんでした。
でもコレは、飲めます。意外と。
なので、夜飲んでから寝たい方やカフェイン摂取がしづらい方にはかなりオススメです。
珈琲好きの妊婦さんはコレを飲もう
僕の妻もそうですが、現在妊娠中のマタニティの方はなかなかカフェイン摂取をしづらい傾向にあります。それでも珈琲好きとしては飲みたい。でも美味しいわけではないし、と悩んでいた方。ぜひ無印良品のカフェインレスのコーヒー豆を選んでみてください。きっとあなたの舌を満足させることでしょう。
そしてスーパーのコーヒー豆に飽きた方、ぜひダークローストを試してみてください。絶対美味しいですよ!